宮下富実夫
1949年、長野県生まれ。 音楽家/ミュージックセラピスト。 1965年、ロックグループ「グローリーズ」を結成し音楽活動を開始。 全世界同時公演ミュージカル「ヘアー」に出演した後、1973年よりプログレッシブロックグループ「ファーイーストファミリーバンド」を主宰。 ヨーロッパツアー、東南アジアツアー、アルバムの世界発売など積極的に活動後、1977年アメリカへ移住し欧米ツアーを開始。 そのツアー中に、自身の腰の鍼治療から東洋医学に出会う。 その後、仏教、中国の五行説、インド哲学などの東洋哲学に学び、シンセサイザーを使ったミュージックセラピーの研究をはじめる。 1981年帰国後、信州飯綱高原に琵琶スタジオを設立。 精神と肉体の解放をテーマに現代人の心を癒すサウンド・メッセージを送り続ける。 60万枚のロングセラーである代表作「瞑想」や「誕生」「やすらぎ」をはじめヒーリングミュージックCD・ビデオを多数リリース。 全国各地でのヒーリング・ライブ、伊勢神宮、橿原神宮、天河大弁財天女社などでの奉納演奏、スポーツ選手のメンタルトレーニング、講演など、多彩に活動。 心地よいうたた寝を提供する「眠りのコンサート」や胎教音楽が話題に。 2003年、享年54歳にて永眠。 生涯通算100作以上のアルバム作品を発表。 USEN440「C/G-19 ヒーリングミュージック~癒し音楽~」chで独占放送中 |
音楽療法によって導かれる Θ波のうたたねヒーリング 脳波は周波数の高い方から順に、脳の活動時にみられるβ波、閉眼リラックス状態で多くみられるα波、入眠時のθ波、熟睡時のδ波と分類されています。 目を閉じて、音楽をゆったりと聴いているときには、α波が後頭部に大きく現れます。 通常は眠くなると、そのα波が消えて、θ波が現れ始めるのですが、宮下富実夫のヒーリングミュージック静聴時にはα波が前頭部にも広がるとともに、その周波数が徐々に遅くなり、やがてα波に混じってθ波が現れてくる 傾向がみられます。これは、禅などの瞑想時に似た現れ方です。 つまり脳は、外界からの心地よい音刺激により、ある程度覚醒状態を保ちつつも、眠りに近い休息へと導かれたような状態ということができるでしょう。 標高1250メートルの環境が生み出す聖なるエネルギー 古来より聖地と言われる場所や、長寿で著名な場所の多くが標高1000mから1500mの地点に位置しています。 この標高が創り出す環境は、マイナス・イオンに満ちた空気に包まれ、ちょうど母の羊水に抱かれた胎児の宿る母体内のサイクルに等しくたとえることができます。 安心とやすらぎを与えてくれる環境に身を置いて、ヒーリングミュージックは創られています。 陰陽五行 中国の伝統的な自然哲学で、自然界の存在を木火土金水の五気により表現し、その五気の作用、働き「五行」によって成り立っているとされています。 この原理を音にあてはめて、たとえば木にDの音を入れ、火土金水にEGACの音をあてはめ、「相生」と「相剋」の原理に従って作曲することにより、東洋医学に適した音楽となっています。 陰陽五行 中国の伝統的な自然哲学で、自然界の存在を木火土金水の五気により表現し、その五気の作用、働き「五行」によって成り立っているとされています。 この原理を音にあてはめて、たとえば木にDの音を入れ、火土金水にEGACの音をあてはめ、「相生」と「相剋」の原理に従って作曲することにより、東洋医学に適した音楽となっています。 人間が本来持っている3つのリズム 私たち人間が基本としてもつりズムは、16ビート(踊り出す)、8ビート(座る)4ビート(眠りを誘われる)の3つです。 ヒーリングミュージックは、いつでもこの3つのリズムが入ってこられるように創られており、それが自然な心地よさを醸し出しています。 耳ツボと全身のツボ 人間が耳の鼓膜を通して聞こえている音は全体の1/10で、残り9/10は全身にあるツボを通して心身に取り入れられると言われます。 また、手のひら、足の裏と同様に、耳には全身のツボが集約されています。 ヒーリングミュージックは、重低音を多用し、小鳥のさえずりと同じくらいの高周波の音でメロディを重ねることで、耳と全身のツボに音として浸透できるように創られています。 |