まだ、夜は少し肌寒い。しかし、空気は澄んでいる、そんな仙台の地にて第二回のEssence Festa!を開催いたしました。
今回も第一回目に引き続きのEssence Festa!でフィーチャーしたエッセンスは
Asatsuyuからはじめて世に送り出された「レイ・エッセンス」!
そのプロデューサーの富井清文氏を招いて行いました。
フラワーエッセンスとは本質そのもので、目指せば目指すほど分からなくなる、そして語ることができなくなる、それがフラワーエッセンスなのだと富井さんは語りました。そして、「レイ・エッセンス」とはその本質を探し求めることをやめた時に、既に「そうであった」ということに気付かせてくれるもの、またその助けをするものであると…。もっとより良く、もっと欲しい、もっと…もっと…と求めると掴むことも、また見つけることもできない上に、わからなくなる。しかし、それを求ることを辞めると、当たり前だったものの中に求めていたものがあったのだと、本当に必要だったものがそこにあったのだと気が付く。それは自転車のように、練習しているときは乗れないが、ふと練習を辞めるといつのまにか当たり前のように乗れるようになってしまう。レイ・エッセンスはその「当たり前」の中にある、変わらなくても、元々自分の中にあるものに気がつかせてくれるエッセンスだと、例え話を交えながら富井さんは語ってくれました。
東北の地で育った有名な小説家、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』において天の川のことを「水はガラスよりも水素よりも透き通って、本当にそこにあるのか分からない。しかし、触れてみるとキラリと光、美しい光の波になって広がり、苹果のように燃えて見える。」と、このような表現をされています。この宮沢賢治が表現した天の川は、まるで「レイ・エッセンス」のようでした。レイ・エッセンスは確かにそこに存在するのだけれども、それそのものを捉えることができない。しかし、それとぶつかった時に何か現象が起きる。キラリと光った波をひとつひとつ、ボトルにしていったのがレイ・エッセンスなのです。
レイ・エッセンスはひとつひとついろいろな側面から、同じところに誘おうとしています。それは「本当の自分はなんだったのか」ということ。触れて光った天の川のように、いろいろなものとぶつかってそして光り、「自分の源」を見つけるという、それがレイ・エッセンスであるとお話してくれました。
店長大菅と各エッセンスのプロフェッショナルな方々とのトークセッションでした。
テーマは「私大菅はエッセンス分からないのですが!」
エッセンスのことがまだ分からない、そんな初心者の代表として大菅の素直な意見とエッセンスのプロフェッショナルたちが語り合いました。
石垣さんはもともと看護師だったそうです。あるときに事故にあい、体調を崩し、そんな時に出会ったのがフラワーエッセンス。怪しい水というのが最初の印象だったそうです(笑)。 知り合いから話を聞き、崩れた体調を医療とは違う角度から良くするために使ってみよう思ったそうです。エッセンスを使ってみても、最初はわからなかったといいます。「わからなかった」それが悔しかった。それでも分からないなりに惹かれるものがあった。だからエッセンスを一本づつとってみては感じてということをやって少しずつエッセンスを理解していったそうです。そして自分にとって『強いもの』を感じるエッセンスに出会った。初めてエッセンスに触れる人は、スタートはわからなくても良い、そう感じさせてくれました。
エッセンスは栄養ドリンクではない。それだけを取って元気になるというものではないですよね。そう語る店長大菅に石垣さんはこう言葉にしました。「自分の中のものが形となってここにあるそれがエッセンス。みなさん、自分の状況を良くしようとして、今必要なものを説明などから選ぶでしょう。最初はわからなくとも、いろんなエッセンスを使ってください。そして、自分の中のものと感じたもの、自分の中で何か変化したものと出会ったら使い続けてください。あくまでもエッセンスは栄養ドリンクのように元気にする物質が入っているのではなく、自分の中にあるものと共鳴して、示してくれる道しるべなのです。」
スペースコーディネートを始めたきっかけが知りたいんですよねと話す店長大菅に吉田さんは語り始めました。
吉田さんも石垣さん同様、エッセンスを飲むことからだったそうです。
しかし、あるときから、直接飲むよりも体から離した方がエッセンスがわかるということに気がつき、そして、
自分が気持ちがいいと感じるところにエッセンスを置き始めた…それがスペースコーディネートの始まりだったそうです。
エッセンスを置く場所とは空間の経絡。針を置くように、置きたいと感じた場所に置く。それは平面だけでなく、高さも含めた三次元の場所。一番必要なその場所に置くのだそうです。
スペースコーディネートを経て温かみを感じた人が何人かいました。エッセンスからエネルギーを感じる。エッセンスを使って、今回のように温かさを感じる人や重さや引力を感じる人、いろいろな形でエネルギーを感じたことがあるでしょう。それは、人が肉体とは別に持っている、エネルギーの体の、順番が整うからだそうです。その人本来の本質に戻る、エネルギーのバランスが取れるので暑くなったり、また寒さが感じなくなったりするそうです。
自分自身でそれを感じることができなくとも、気がつかないうちに体が動いたり、表情がかわったりと、周りが気が付くような変化が起きるそうです。
実際、店長大菅が吉田さんにエッセンスを空間においてもらいエッセンスを体験することがありましたが、ある一定の場所で表情や体が微かに動いて体が反応していました。
初めて使う人で、なかなか感じることができないと思っている人もいるかと思います。しかし、それは自分では分かっていないだけで、体は、ちゃんとエネルギーを感じているのです。
昔クライアントさんから「それはスピリチュアルをやっているということだよ」と言われて「スピリチュアルをやるって何!?」と疑問に思った、そう語りだしたスリスさん。
いろんな人に見えるようになりたい、感じるようになりたいってよく言われるのですが、「生きているんだから感じる必要はないんじゃないか」とスリスさんは話します。道に迷ったときに適当にその場にいる人に聞くのではなく「あ、この人なら教えてくれそう」と思って話しかける、その行為こそが相手のオーラを読んでいるのだと語ってくれました。それは、日常的で、誰しもが持っている、感じることができることなのだそうです。
レイ・エッセンスは「光」と話がありました。しかし、人間は光じゃない闇の部分を見ないとダメなんだそうです。自分の中のどろどろした気持ちとか、正しいものを求め続ける気持ち、好きなものを欲しい気持ち、ただそれは一概に闇というわけではなく、また好きなものを手に入れた気持ちや何かに感謝する気持ちが光だけではない。それは裏表のようで、見る角度を変えれば光は闇になるし、闇は光になる。あくまでも対比。レイ・エッセンスは光で人間は闇、そしてそこにあるのは「私」。
全て横に並んでいて、上から見たら全てそこにあるだけである。"スピリチュアル"という言葉を特別にしていたのは私たち自身で、本当は特別とかではなく平ら。特別にスピリチュアルをやるとかではない。"スピリチュアル"とは生きることそのものなのだそうです。
スティルネス・サウンドというものはいつも同じものではないと、スリスさんは語りました。今のエネルギーに必要なものを音にする、その今は一瞬一瞬、この瞬間にも変わっていく、だから、決して同じものはない、ありえないのだといいます。その音は今ここにある"静寂"から生まれるのです。
スリスさんはその場で音にしてくれました。空間に響き渉るその音は、音源として聴いていたものとは果てしなく異なり、ひとつひとつその場の必要なエネルギーを音にしていました。高さも低さも全てがこのEssence Festa!の一瞬一瞬に響き、音という形へと変わっていきます。ひとりひとりの静寂へと振動し、参加者全員この"音"感じることができました。
Essence Festa!が終わったあとスリスさんは「いつもとは違う音がここにはあった」と語ってくれました。
今回のEssence Festa!は大阪とは違うアプローチで行われました。
星やその土地の話を交えつつ新しい視点からレイ・エッセンスやフラワーエッセンスについてお話していただきました。
二部ではフラワーエッセンスやスピリチュアルに携わっているプロフェッショナルな方々の「自分がこの世界に初めて触れたとき」の話やエッセンスをどのように感じているのかなど、恐らく初めてエッセンスに触れる人が気になっていた内容や、スペースコーディネートなど新しいエッセンスの関わり方など、エッセンスやスピリチュアルに深く触れてた人たちが楽しめる内容…幅広く、また深い内容を来てくださった方々にお伝えできたのではないかと思います。
帰り際に、来ていただいた方に「気になっていた内容を聞けた」「自分を肯定してもらった気がした」など笑顔でお話を聞けて、私達スタッフ一同とても嬉しくなりました。また、私達も来ていただいた方々の生の言葉やお話から沢山、学ばせていただいたところもあり、とても感謝しています。
第一回に引き続き、第二回目のEssence Festa!がこのような、初めてエッセンスに触れる方も、またエッセンスをいつも愛用してくださっている方も、来てくれた方が笑顔になれる温かく素敵なものになったのは、今回のフェスタに足を運んで下さった方や関わって下さった方、また開催前に大阪で参加してくださった方々が築いて頂いた繋がりのおかげだと思っております。皆様のご支援とご愛顧に私達スタッフ一同、心から感謝しております。
このEssence Festa!がきっかけで、「私」に出会えたと感じていただけてたら、私たちスタッフ一同嬉しく思います。
沢山の方々に笑顔とエッセンスの素敵なお話を伝える為、今後も精一杯素敵なEssence Festa!にしていきます。
Asatsuyuに関わっていただいた全ての人々に感謝を込めて。